大風印刷 Okaze

TOPICSお知らせ

2023年07月10日

準備、教える、つくるをとことんカンタンに
印刷会社の残紙が、山形の高齢者福祉現場のレクリエーションを変える
残紙生まれの高齢者向けレクリエーションキット
紙野工作TM  紙野ぬり絵TM  紙野はり絵TM

株式会社大風印刷(本社:山形市蔵王松ヶ丘/代表取締役 大風 亨)は、高齢者福祉施設職員のレクリエーションに係る負担の軽減と、利用される高齢者に充実した毎日の提供と同時に、当社の印刷工程で生じる年間20トンにもおよぶ「残紙」の有効活用を実現する、「環境」と「福祉」に優しい残紙生まれの高齢者向けレクリエーションキット「紙野工作(かみのこうさく)~私の夏うちわ~」「紙野ぬり絵(かみのぬりえ)~山形の夏~」「紙野はり絵(かみのはりえ)」を、2023年7月15日(土)に当社本社内で開催する「よってけろフェスタ」で3兄弟同時に販売。および福祉施設向けに本格販売を開始致します。

実際の様子 レクリエーションキット

「紙野工作」「紙野ぬり絵」「紙野はり絵」 誕生背景

当社は山形市蔵王松ヶ丘にある総合印刷業です。昨年秋に残紙を使ったワークショップで、地域の高齢者福祉施設関係者や利用する高齢者の課題に触れる機会がありました。その中で、施設を利用する高齢者やその家族がそこでの生活に「充実」や「生きがい」を求めることは必然である一方、施設側は提供するレクリエーションの企画や運営について「考える時間的余裕がない」「アイデアが固定化してしまう」などの課題が多く存在することがわかりました。

当社は、総合印刷業という業態の特性上、印刷工程で生じる「残紙」が年間約20トンにもおよびます。これまでも「カミ愛好家」と銘打ち残紙の販売を行ってまいりましたが、紙の販売以上の広がりはありません。一方、自社で情報誌の発刊や、近年はラーメン店で特典が受けられるキーホルダーをカプセルトイとして販売する「メン愛好家」など「地域課題」を解決する商品やサービスの拡充に努め、「デザイン」や「企画」といったクリエイティブが得意な社員が多いことからも、それら自社の強みを活かし高齢者福祉施設の現場での課題と自社のそれとを同時解消できる企画を検討する運びとなりました。

捨てられる紙で高齢者福祉施設のレクリエーションを変える

高齢者福祉施設のレクリエーションは複雑で難しいものは受け入れられません。施設利用者が「作れた」という小さな達成感を満たすものが重要で、施設側が「カンタン」に導入でき、高齢者が「楽しい」と思える内容である必要があります。そこで「導入」も「作ること」もカンタンな工作キット形式とし、季節性を加味することで「継続導入」を可能とし、「紙野工作」「紙野ぬり絵」「紙野はり絵」の3種展開により難易度や変化を持たせ飽きさせない工夫をしました。

「紙野工作」「紙野ぬり絵」「紙野はり絵」の概要

  1. 紙野工作 ~私の夏うちわ
    あらかじめくり抜かれた丸うちわに背景用台紙や飾りつけ用パーツを貼り付け、オリジナル夏うちわが完成。
  2. 紙野ぬり絵~山形の夏~
    山形の夏模様が描かれた絵を好きな色で。残紙の質感はまるで絵画を描くよう。
  3. 紙野はり絵
    指先を使い貼る順番を変えるなど思考力が高まります。

いずれもイベント特別価格 330 円/個(税込) 数に限りがございます。

よってけろフェスタの概要

7月15日(土)開催のよってけろフェスタ第6弾は、2021年12月に開催以来第6回目となります。
「紙野工作」「紙野ぬり絵」「紙野はり絵」が初登場。小学生向けに印刷会社のSDGsを学ぶ会社見学ツアーや、夏の工作ワークショップを開催。また、大江車体特装(山形市)の廃材(トラックの幌)を活かしたブルーインパルスオリジナルグッズの販売なども展開します。

=本件に関するお問い合わせ先=
株式会社 大風印刷 山形市蔵王松ヶ丘1-2-6
広報窓口:取締役 倉田 誠
企画:営業部 加藤憲二 生産部 渋谷恵
TEL:023-689-1111
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